eワラントは怪しい投資か
eワラント、父の指南
先輩がeワラントがどうのと言っているのを聞いたときには、何か怪しい投資かと思って、さほど気にも留めなかった僕。しかし、父までもがeワラントをやっていると知って急に興味が湧いてきた。お堅い公務員だった父でもやっているのだから、eワラントは怪しい投資なんかじゃないぞと。
聞けば、eワラントはほんの少額の資金で始められるという。僕みたいなしがないサラリーマンでも、eワラントは小遣いとへそくりの範囲内の投資でできるんじゃないだろうか。さっそく父にeワラントのやり方を教えてくれと頼んだのは言うまでもない。すると、父は何やら解説書らしきものを引っ張り出してきて、「これを読めばeワラントのことはたいがい分かるよ」と言う。その本をぱらぱらとめくってみると、確かにeワラントのことが詳しく説明されているのだが、訳が分からない。父のように、もともと投資や株の売買に明るい人が読めばeワラントのこともするするっと頭に入るのかもしれないが、僕のようなど素人にはまず無理だ。そこで、eワラントのことをかいつまんで説明してくれよと頼むんでみた。父は「お前は相変わらずだな」と苦笑しながらも、その解説書を開き、eワラントの大事な箇所から説明を始めてくれた。「eワラント、父の指南」の開始である。
たとえば、eワラントは、株そのものを買う訳じゃないんだということ。一般の株式投資だったら、ある銘柄の株式を自分のものとして取得するわけだが、eワラントの場合は、何人かでその株を共同で所有するようなものかな。つまり、その株式の何分の一かの権利、それがeワラントだという。だから、僕なんかが手を出せないほど高い大企業の株なんかでも、株価の何分の一だけの投資資金で参加できるから、eワラント投資は少額でいいってことだ。